7月16日にBooster 20のラプター4基が点火せず中止されたStarship Flight 13について、SpaceXは推進系の改修とエンジン交換を進め、7月23日以降の再試験を計画しています。次世代Starlink V3衛星20基の展開、機体分離・帰還、再点火、インド洋への制御着水、熱防護タイルの試験などを行う予定です。StarbaseではShip 42・43の組み立てや発射設備の建設も進んでいます。
ヴァンデンバーグ宇宙軍基地からFalcon 9でStarlink衛星24基を打ち上げるStarlink 17-39ミッションが計画されています。第1段B1082は通算23回目の飛行となり、分離後に無人船Of Course I Still Love Youへの着陸を目指します。点火時の中止や当日の打ち上げ延期も報じられています。
7月11日の打ち上げ・回収ミッションを終えたLong March 10B Y1の第1段が港へ戻り、無人船から荷下ろしされました。ブースターは文昌へ搬送され、点検を受ける予定です。
ロシア軍はプレセツクからSoyuz 2-1bで通信衛星「ラスベート」第2群16基を打ち上げました。衛星は分離後に管制所との通信を確立し、運用衛星は計31基となる見込みです。
7月3日にPegasus XLで打ち上げられたLINKは、通信確立や太陽電池アレイ展開、スラスター試験を完了しました。ソフトウェア修正で姿勢・通信異常を解消し、今後はロボットアームでSwift望遠鏡を捕獲して軌道を引き上げる計画です。
NASAは総額2億9790万ドルで月着陸ミッション2件を発注し、2028年後半にペレグリン2・3でグルイテュイゼン・ドーム付近を目指します。直近のGriffin-1は早くても2026年11月にFalcon Heavyで打ち上げられる予定です。
嫦娥7号月南極探査ミッションに向け、Long March 5遥十四と探査機が文昌へ到着し、組み立て・試験を開始しました。打ち上げは8月下旬が見込まれ、月南極の着陸候補としてシャクルトン・クレーターなどが検討されています。
NASAとDraperは月面輸送向けCLPSタスクオーダーCP-12の終了に合意し、ispace-U.S.との下請け契約も終了する見込みです。ispace-U.S.はCLPS 2.0への提案を通じて事業継続を目指し、次回の月面着陸ミッションは2028年を予定しています。
神舟23号の3人の宇宙飛行士は天宮に約2カ月滞在し、脳波・VR、放射線生物学、外部カメラ、新型蓄電池など100件超の研究を実施しています。1人は中国初の1年間滞在に挑む予定です。
Skyrootは1,000kg級Vikram-2、Agnikul Cosmosは顧客衛星投入後の第1段回収、Dhruva SpaceやPixxelは衛星量産・コンステレーション構築を計画しています。インドの宇宙企業が実証段階から商業運用へ移行する動きが広がっています。
Skyroot AerospaceのVikram-1は技術的問題で30分超遅延したものの、約450kmの低軌道への投入に成功しました。ISROの支援を受け、2号機を年内にも打ち上げる計画で、将来は大型再使用型ロケットの開発も進めます。
バイキング計画の生命検出実験について、当時は否定的に解釈された反応が、微生物の見逃しや過塩素酸塩による有機物分解の影響を受けた可能性が議論されています。火星で発見された有機分子を踏まえ、再検証と地球由来汚染の識別が求められています。
ミシガン州立大学の研究者はデジタル生命Avidaを用い、約15回の改変で生命ではないプログラムをAIに100%生命と確信させられることを示しました。火星や金星、エウロパの質量分析で誤検出が起きる可能性があり、実データでの検証が今後の課題です。
火星の高度約2万〜4万3000kmを周回するMAVENのミッションが2028年まで延長されます。全球・全季節の大気観測で10テラバイト超のデータを公開し、未知のオーロラやデイモス、恒星間彗星3I/ATLASなども観測しています。
2024年にニュージャージー州へ落下した約1kgの隕石は、CM1/2型炭素質コンドライトと判定されました。塩水由来とみられる鉱物やアミノ酸を含み、初期地球へ有機物が運ばれた過程の解明に役立つ可能性があります。
FCCのカー委員長は、Wi-FiやIoT機器などPart 15端末が衛星と直接通信できる制度を検討するNPRMを提案しました。衛星間や宇宙機内での利用も視野に、通信空白地帯の解消と技術革新を目指します。
SAT Streamlining ActはFCCの衛星免許審査に期限を設け、期限内に問題が指摘されなければ承認扱いとする制度を導入します。審査遅延を減らし、LEO衛星ブロードバンドの地方展開と競争を促す狙いです。
NASAはLROCとShadowCamによる月面画像・地形データ1.8PB超をTexas A&Mの高性能データ基盤で保全・公開します。約260万枚の高解像度画像を含み、ArtemisやCLPS、将来の月面探査に活用されます。
NASAは2028年打ち上げ予定のタイタン探査機について、打ち上げ・着陸時の振動試験と高気圧環境を想定した密閉性試験を完了しました。今後、電子機器や科学機器を組み込み、生命誕生前の化学反応を調査します。
モーリシャスは2026年7月17日にアルテミス合意へ署名しました。署名国は70か国となり、平和的・持続可能な民間宇宙活動を確認するとともに、米国との宇宙・技術協力の拡大が期待されます。
セルビアがアルテミス合意に署名し、平和的・持続可能な宇宙活動の原則を確認しました。米国との初の戦略対話ではエネルギー問題などが焦点となり、セルビア初の小型衛星計画は遅延しています。
SpaceXのFalcon 9がYork Space Systems製データ輸送衛星21機を打ち上げ、トランシェ1は63機に達しました。衛星はミサイル警戒・追跡や低遅延の戦術通信に用いられ、最終的に154機の運用衛星などを配備する計画です。
ロシアの宇宙機による衛星接近や、中国でのStarlink捕捉・迎撃シミュレーションを背景に、衛星への妨害・攻撃が常態化する可能性が指摘されています。衛星数の急増を受け、機動・追跡・対衛星能力への投資と宇宙戦略の強化が提言されています。
米軍演習Valiant Shield 2026で、HawkEye 360とLockheed Martinは商用RF信号情報を戦術的に直接ダウンリンクする実証を行いました。エッジ処理で目標追跡を生成し、共有可能な情報による状況認識と意思決定の向上を示しました。
SpaceWERXのSBIR採択企業は、未知物体や未相関追跡を識別するAIモデルを1,400万パラメータから約2,000パラメータへ小型化しました。精度99%超、推論遅延最大10分の1、消費電力約90%削減を実現し、NVIDIA Jetson Nanoなどへの搭載を目指します。
Reflect Orbitalは反射板付き衛星Eärendil-1で地上を満月ほどの明るさに照らし、将来は数千機を配備する計画です。天文学や観測機器への影響、夜空の明るさ増大、環境評価や規制の不足を懸念する声が出ています。
欧州は気象予測の改善や洪水・火災の早期警報に向け、FlexやSentinel-3Cなどの科学衛星ミッションを準備しています。Meteosat・Metop・Copernicus各シリーズの打ち上げ計画も整理され、静止軌道からの雲・雷・大気・陸海面観測が防災と気候監視を支えます。
Arianespaceは2026年8月27日にフランス領ギアナからAriane 62で気象衛星MTG-I2を打ち上げます。悪天候の早期検知、天気予報、気候監視に利用され、Ariane 6初の静止トランスファ軌道投入ミッションとなります。
英国は低軌道上の英国許可衛星2基を捕獲・除去するミッションを2028年末までに実施する計画です。Astroscale案とClearSpace案から実施案を選定し、予算はVAT抜き8393万ポンドに上ります。
韓国は官民連携と国際協力を軸に、2030年の700kg級、2032年の1.8トン級月着陸船を計画しています。2035年以降の再使用型ロケット年10回超の打ち上げや、2030年代前半の低軌道衛星網実証を通じて宇宙産業基盤を強化します。