SpaceXはマッシーズでShip 42の静的燃焼試験を実施し、Flight 15に向けた準備を進めました。Ship 43など後続機の移動・試験も続き、マクレガーのCOPV試験施設では破裂と火災が発生しましたが、原因は明らかになっていません。
HimeraとGomSpaceは、衛星通信の実験を開始しました。10月1日に打ち上げられた実験衛星Obria Nanoの軌道上試験を、将来の衛星網設計に活用します。Starlinkの代替ではなく、軍事通信を補完し、外部サービスへの依存を減らす構想です。
4人の乗組員が3Dプリント製の居住施設で火星生活を模擬し、作物栽培や船外活動、施設保守などに取り組みました。通信遅延や限られた資源のもとで得たデータは、将来の月・火星探査における食料、作業計画、乗員支援の改善に役立てられます。
米国防情報局の宇宙安全保障報告書に、中国の再使用型宇宙機とされる機体の画像が掲載されました。中国は同型機の飛行や軌道上での衛星放出・回収を行ってきたと分析されています。報告書は中国のISR衛星や軌道上の活動も取り上げています。
FCCはAmazonによる約115億ドルのGlobalstar買収を承認しました。Amazon LeoはGlobalstarの周波数帯を活用し、最大5,105基の端末直接通信衛星網を計画しています。従業員宅などではLeo Proアンテナの試験も進められています。
ESAのHera探査機は二重小惑星ディディモスとディモルフォスを初めて別々に撮影しました。NASAのDART衝突実験による地形や内部構造への影響を調べるため、今後さらに接近して観測し、JAXAの熱赤外カメラも調査に加わります。
Blue OriginはGriffin-1で月面電力設備や、移動式の電源接続器となるキューブローバーを運ぶ計画です。電力分配の方式は今後検討し、当面はNASAの方針に沿って進めます。
Astroboticは2028年に2機のPeregrine着陸船を月面の近接地点へ送り、将来の月面基地建設に向けた着陸の予行演習を行う計画です。NASAの観測機器などを搭載する予定です。
ISROはGSLV-F18で第2世代NavIC航法衛星NVS-03を静止トランスファ軌道へ投入する計画です。先行するNVS-02は弁への電気信号が届かず軌道変更に失敗しており、NVS-03では弁の設定を変更して再発防止を図ります。
NASAはSpaceXとBlue Originの月着陸船について、無人実証などの結果を踏まえて初回の着陸船を選定する方針です。アルテミスIIIでは両社の機体を使った軌道上試験が計画され、アルテミスIVで使う着陸船はまだ決まっていません。
NASAは紫外線宇宙望遠鏡UVEXの計画を承認し、2031年1月までの打ち上げを目指します。全天観測で星や銀河の進化を調べるほか、中性子星合体や超新星の発生直後の観測を行う計画です。
冥王星の外側にある天体2026 ED138が確認され、直径は約600~1,500キロと推定されています。準惑星として認定するには大きさや形状の確認が必要で、赤外線観測など追加調査が求められます。
Perseveranceは走行距離が45.22キロに達し、Opportunityが約14年かけて走行した距離を約5年で達成しました。岩石の観測・採取を続け、NASAチームは地球から探査車を遠隔操作する方法の改善にも取り組んでいます。
SEA STARは水深約7メートルの施設で5日間の水中ミッションを行いました。視界不良や機材故障、浸水などへの対応を通じて、緊急手順や乗員間の連携を確認し、長期宇宙ミッションの改善に役立てます。
Virgin Galacticの新型宇宙船は母機VMS Eveに搭載され、ニューメキシコ州の宇宙港へ移送される予定です。初の商業飛行は2027年半ばを目標とし、1機あたり最大6人、月最大8回の飛行を想定しています。
CuriosityはMAHLI画像をもとに高精細な3D地形モデルを作成し、ChemCamのレーザー照射で岩石の組成を通常より深く調べます。夜間には火星の衛星フォボスと空を撮影し、高高度の二酸化炭素雲を観測します。
ESAはFrazer-Nashに試験機の初期設計を委託し、空力や推進、安全性、コストなどを検討しています。初飛行は当初の2028年想定から2031年初頭へ延期され、さらに遅れる可能性もあります。
SpaceXはFlight 16に向け、Ship 43の試験後の移動やBooster 23の極低温試験準備を進めています。両機はケネディ宇宙センターへ運ばれ、Pad 39Aからの打ち上げに使われる見込みです。
NASAマーシャルの構想では、恒久設備を有線接続し、移動設備にはWi-Fiや5Gを利用します。地球との通信は無線中継を想定し、5Gの導入によって探査活動の範囲を広げながら電力・通信の負担を抑えることを目指します。
ISSの第75次長期滞在クルーは、太陽電池アレイ設置の船外活動に向けた機材準備を進めました。ロボット作業や実験機材の整備、地球観測なども行われ、船外活動の様子は配信される予定です。
陸箭航天の朱雀3号が、再使用型貨物宇宙機「昊龍1号」の打ち上げ候補に選ばれました。契約には5年以内の打ち上げと軌道への輸送が含まれ、入札額はCAS Spaceの提案を下回りました。
高精度測位システムの軌道上チェックアウトが完了し、JAXAはペイロードの運用を開始しました。みちびき7号機での実証に向けて準備を進めています。
帯電した微粒子を原子の模型として使い、物質の性質を研究してきたプラズマ結晶実験が終了します。1998年に始まり、ISSで相転移や流体中の波などを調べた成果は、地上のプラズマ技術にも活用されています。
ウクライナ国防省はフィンランドのICEYEとノキアとともに、主権型衛星通信の検討で合意しました。初期衛星は2028年の打ち上げを想定しています。Eutelsatの通信サービスはすでにウクライナで利用されています。
通信・地球観測衛星の需要や新たなSSLV発射台が、インド宇宙産業の成長を後押ししています。民間参入の進展でスタートアップは450社を超え、ISROは技術移転や施設利用、助成を通じて企業を支援しています。
天問4号に相乗りする天王星フライバイ探査機は、放射性同位体熱電気転換器の開発・供給上の問題から中止される可能性が指摘されています。計画資料から天王星探査の記述が消えたとの情報もあります。
HEOは、推進装置とカメラを備える衛星向けのソフトウェアと、オンデマンドのランデブーサービスを発表しました。衛星が接近して撮影・機動する能力の実証も進み、準備期間を数年から数時間に短縮することを目指します。
5月の爆発で損傷した発射台の復旧作業が進み、Blue Originは年内のニューグレン再打ち上げを目指しています。約1,200人が復旧に携わり、第2段の燃焼試験も準備中です。
JAXAと川崎重工は、旅客機の半裁模型を用いた低速・低騒音風洞試験を実施しました。広い角度での騒音データや着陸速度に近い条件のデータを取得し、機体騒音の低減研究に活用します。