ハッブル宇宙望遠鏡、Euclid、すばる望遠鏡の観測により、ペルセウス銀河団内で質量の約99%が暗黒物質で構成される希少な銀河「CDG-2」が確認されました。また、クエーサーが周辺銀河の星形成を抑制する現象についても新たな知見が得られています。
投資会社Cerberusが、推進タンク等のミッションクリティカル製品を製造するVivaceを完全買収しました。元NASA宇宙飛行士を顧問に迎え、防衛・宇宙事業を強化します。
SpaceXとBlue Originは、月面開発や国防分野への注力を強めています。SpaceXは火星計画から月都市建設へ重点を移し、Blue OriginはNew Shepardを一時停止して資源をシフトしています。背景には2028年のミサイル防衛プロトタイプや月帰還目標があり、民間連携が重視されています。
2025年2月20日に再突入したSpaceX Falcon 9の上段ロケットから、リチウムプルームが検出されました。LIDAR観測により、再突入後にリチウム濃度が約10倍に増加したことが確認されました。宇宙ゴミやロケットの再突入が上層大気の化学組成に与える影響として懸念されています。
中国のOrienspaceは、海上発射型の固体ロケットGravity-1の3号機打ち上げ準備を進めています。モーターの積み上げが完了し、打ち上げ船への移送が予定されています。
ESA(欧州宇宙機関)とCAS(中国科学院)の共同ミッションであるSMILE衛星が、オランダのESTECから仏領ギアナの打ち上げ場へ向けて輸送されました。Vega-Cロケットによる打ち上げは4月以降に予定されており、太陽風と地球磁気圏の相互作用を観測します。
東京都と東京都中小企業振興公社は「宇宙製品等開発経費助成」の対象として、キューブサット通信モジュールや宇宙養殖など計8件の事業を採択しました。異業種からの参入も含まれています。
SpaceXはStarlink衛星のスタートラッカーを活用した宇宙状況把握(SSA)サービス「Stargaze」を発表しました。今春から全事業者に接近判定データを無償提供する予定で、宇宙交通管理の強化に貢献します。
カナダのMDA Spaceは、防衛市場に特化した新子会社「49North」を設立しました。C4ISRや自律システムなどの提供を目指します。
NASAは2024年のBoeing Starliner有人飛行試験(CFT)に関する調査報告書を公表し、同ミッションを最も深刻な事故分類である「Type A mishap」に認定しました。スラスター故障やヘリウム漏れに加え、組織文化や意思決定の不備が主な原因と指摘されています。これを受け、Starliner-1は無人ミッションに変更される可能性があり、是正措置が完了するまで次の有人飛行は行われない方針です。
Firefly AerospaceのAlphaロケットは、前回の失敗を経てFAAから飛行再開を認められ、2月27日以降に第7回目の打ち上げを行う予定です。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が天王星を観測し、その特異な大気や回転の様子を捉えました。特に近赤外分光器(NIRSpec)を用いて天王星のオーロラを初めて3次元的に観測し、上層大気の垂直構造や温度変化を明らかにしました。これは氷巨星の理解を深める重要な成果です。
BoeingはエルセンドロにEO/IR(電気光学/赤外線)センサーの生産施設を開設しました。ミサイル防衛や衛星コンステレーション向けの需要に対応します。
ジャクソンビルのCecil Spaceportが水平発射に対応するための拡張工事を進めており、FAAへの再突入ライセンス申請も行っています。将来的な雇用創出や経済効果が期待されています。
JAXA宇宙科学研究所(ISAS)は、2030年代前半を目指す火星着陸探査ミッション(Step1-3)に関する科学観測機器や技術実証のアイデア募集を開始しました。
Airbus Defence and Spaceの2025年売上は前年比11%増の134億ユーロとなり、EBITも黒字転換しました。OneWeb向け衛星やオマーン向けOneSatなどの受注が寄与しています。
英国スコットランドのロケット開発企業Orbexが資金調達に失敗し、管理下(Administration)に入りました。163人の雇用が危機に瀕しており、管理人は資産売却や事業継続の可能性を模索しています。
三井住友ファイナンス&リース(SMFL)とアストロスケールは、軌道上サービスを活用した人工衛星の二次利用マーケット創出を目指して覚書を締結しました。寿命延長やデブリ除去技術を用いた新たなビジネスモデルを検討します。
宇宙企業VastはNASAと契約し、早ければ2027年夏に民間宇宙飛行士4名を国際宇宙ステーション(ISS)へ派遣する計画を発表しました。SpaceXのFalcon 9とDragonを使用し、将来の自社商業ステーション運用に向けた経験蓄積を目指します。
AST SpaceMobileのBlock2 BlueBird衛星が、Blue OriginのNew Glennロケットのフェアリングに初めて収容されました。これは今後の打ち上げに向けた重要なステップとなります。
SpaceX CRS-33の再加速(リブースト)前後に、国際宇宙ステーション(ISS)が姿勢を変更して「オービタル・カートホイール」を行う様子を捉えたタイムラプス動画が公開されました。映像は宇宙飛行士ゼナ・カードマン氏によって撮影されました。
ドイツのRFA(Rocket Factory Augsburg)は、英国サクサヴォード宇宙港からの今年初の打ち上げを目指して準備を進めています。英CAAから運用許可を取得済みです。
国際宇宙ステーション(ISS)の第74次長期滞在クルーは、超音波による静脈スキャンや貨物整理、科学実験などの活動を行っています。また、JAXAの新型補給機HTV-X1は物資補給を完了し、3月7日にISSから離脱する予定です。離脱後は約3ヶ月間、軌道上で技術実証を行います。その他、微生物を用いた金属抽出実験やリゾチーム結晶生成実験なども報告されています。
ESAのSentinel-1およびSentinel-2衛星のデータ解析により、世界の主要な河口域で地盤沈下が進行していることや、スペインのドニャーナ国立公園で湿地が急速に減少していることが明らかになりました。気候変動や地下水の過剰採取が主な原因とされています。
NASAはケネディ宇宙センターでSLSロケットの2回目のウェットドレスリハーサル(WDR)を実施し、成功裏に完了しました。約70万ガロンの極低温推進剤(液体水素・液体酸素)を充填し、ターミナルカウントダウンをT-29秒まで進めました。前回の試験で見られた水素漏れは新しいシールにより解消され、軽微な問題はあったものの許容範囲内と判断されました。これにより、早ければ2026年3月の打ち上げに向けた準備が進みます。
中国は2030年の有人月探査に向け、新型宇宙船「夢舟」の緊急脱出試験や長征10号ロケットの第1段回収試験を実施しました。また、宇宙ステーション「天宮」ではトマトの栽培収穫が行われるなど、宇宙滞在技術の蓄積も進めています。
NASAの火星探査車Perseveranceが着陸から5周年を迎えました。新たに「Mars Global Localization」機能が導入され、軌道画像と照合して自律的に位置を特定できるようになりました。また、生成AIを用いた経路生成実験も行われており、探査の自律性が向上しています。
SpaceXはウクライナ国防省の要請を受け、ロシア占領地域でのStarlink接続を遮断しました。これによりロシア軍の通信やドローン運用に影響が出ていると報告されています。
2月20日の夕方、西の空で細い月と土星、水星、金星などが並ぶ惑星直列が見られます。天体観測の好機として案内されています。
SpaceXはケープカナベラル宇宙軍基地からFalcon 9ロケットで29基のStarlink衛星を打ち上げました。第1段ブースター(B1077)はバハマ沖のドローン船「Just Read the Instructions」への着陸に成功しました。バハマ沖での着陸は今回が2回目で、軌道投入能力の最大化や冬季の天候制約緩和に寄与します。打ち上げに伴い、周辺地域でソニックブームが観測される可能性がありました。