ESA(欧州宇宙機関)と中国科学院(CAS)の共同ミッション「SMILE」の衛星が、オランダから打ち上げ地の仏領ギアナへ向けて出発しました。2025年4月から5月にかけてVega-Cロケットでの打ち上げが予定されており、太陽風と地球磁気圏の相互作用を観測します。
SpaceXはヴァンデンバーグ宇宙軍基地からファルコン9ロケットを使用して、25基のスターリンク衛星(Starlink 17-25)を打ち上げました。第1段ブースター(B1063)は31回目の飛行で、太平洋上の無人船への着陸に成功しました。
カナダのMDA Spaceが防衛市場向けの新会社「49North」を設立しました。同社は宇宙領域外での多ドメインC4ISRやミッションクリティカルな能力の提供を目指し、大規模な防衛プログラムの獲得を狙います。
Starlinkの携帯型アンテナ「Mini」が、バックパックに収納可能なサイズと耐寒性能を持ち、モンゴルなどの過酷な環境でも利用されていることが報告されています。
国際宇宙ステーション(ISS)の第74次長期滞在クルーが、微生物を用いた採鉱実験や医学研究などを行っています。また、一部のクルーはSpaceXのドラゴン宇宙船での帰還に向けた準備を進めています。
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が天王星の上層大気を観測し、初の3D垂直構造マップを作成しました。観測により、上層大気の冷却傾向が続いていることや、極域のオーロラ構造の詳細が明らかになりました。
JWSTとALMAの観測により、ビッグバン後早期の銀河で予想よりも早く塵や重元素が形成されていたことが判明しました。銀河進化のモデルに影響を与える発見です。
ソ連のミール宇宙ステーションの最初のモジュール打ち上げから40周年を迎え、デジタル空間での再現プロジェクトなどが進行しています。
ドイツの研究チームが、ファルコン9の上段ロケット再突入と時間・場所が一致するリチウム濃度の急増を中間圏界面で観測しました。これは宇宙デブリの再突入による上層大気汚染を示す直接的な証拠となる可能性があり、環境への影響が懸念されています。
NASAは2024年に実施されたボーイングのスターライナー有人飛行試験(CFT)での不具合を、最も深刻な「Type A」事故(人命への脅威や巨額の損失)に正式分類しました。推進系の故障に加え、組織文化や指導力の欠如が根本原因として指摘されており、NASAは是正措置が完了するまで次の有人飛行を認めない方針を示しました。
ULAのCEOを務めたトーリー・ブルーノ氏が、Blue Originの国家安全保障部門の責任者に就任しました。高機動衛星バス「Blue Ring」などの防衛向けプログラムを統括する予定です。
NASAの衛星データを活用した生息地モデルにより、ガラパゴス諸島フロレアナ島に約150年ぶりにゾウガメが野生復帰しました。環境適合性の高い場所を選定し、158頭が放されました。
英国のロケット開発企業Orbexが資金難により破綻し、管理下に入りました。従業員の大半が解雇され、スコットランドのサザーランド宇宙港計画への影響が懸念されています。
JAXAとNASAのX線分光撮像衛星XRISMが、ブラックホール周辺の高温ガスの動きや化学組成を精密に測定することに成功しました。これにより銀河進化や星形成抑制のメカニズム理解が進むと期待されています。
インド宇宙研究機関(ISRO)とNASAは、インドの有人宇宙船GaganyaanをISS(国際宇宙ステーション)へドッキングさせる実証ミッションを協議しています。一方で、Gaganyaanの無人試験機G1の打ち上げは安全確認のため遅れる可能性があります。
長時間続いたガンマ線バーストGRB 250702Bの解析から、超巨星崩壊時に中心核がブラックホールとなり、異なる速度のジェットがガンマ線とX線を生成する新モデルが提案されました。
Firefly AerospaceがAlphaロケットの飛行再開に向けた準備を進めており、静的燃焼試験を実施しました。前回の不具合原因は特定され、設計上の欠陥ではないと結論付けられています。
CelesteがGPSやガリレオを補完するLEO-PNT(低軌道測位・航法・タイミング)衛星の打ち上げを計画しており、ロケットラボのElectronを使用する予定です。
カイパーベルト天体に多く見られる接触連星(雪だるま型)が、重力崩壊によって自然に形成されることが高性能シミュレーションで示されました。
トランプ大統領がUFO/UAP関連の政府ファイルの全面公開を指示しました。ただし、機密保持の観点から重要な部分は非公開のままとなる可能性も指摘されています。
ESAの衛星Proba-2が軌道上から金環日食を撮影し、極紫外線観測装置SWAPを用いて太陽コロナの詳細な観測を行いました。
太陽表面の磁場データから内部構造を再現し、宇宙天気を予測するAIモデル「PINNBARDS」が開発されました。従来よりも早期の予報が可能になると期待されています。
日本の宇宙ベンチャーであるAxelspace(光学)とSynspective(SAR)が、日本政府向けの画像データ提供に関し、特別目的会社を通じて合計数千億円規模の長期契約を獲得したことが報じられました。
小型衛星メーカーGomSpaceが決算を発表し、売上の大幅増とEBITの黒字化を報告しました。受注残も増加しており、今後の成長を見込んでいます。
中国の民間企業による再使用ロケットの開発が進展しており、垂直離着陸(VTVL)試験や技術検証が行われていることが報告されています。
NASAはSLSロケットとオリオン宇宙船を用いたArtemis IIミッションの2回目のウェットドレスリハーサル(燃料充填試験)を完了しました。前回の試験で発生した液体水素の漏れは許容範囲内に収まり、ターミナルカウントダウンも実施されました。NASAは最短で2026年3月6日の打ち上げを目標としており、乗組員は隔離期間に入っています。
エアバス子会社のAaltoが、成層圏プラットフォーム(HAPS)「Zephyr」の拠点をオーストラリアに設置する計画を進めており、通信や観測サービスの提供を目指しています。
台湾の国家宇宙センター(TASA)が、宇宙スタートアップ向けのアクセラレータープログラム「TASA iSPARK」を設立し、国内宇宙産業の育成を目指しています。
ボーイングが米宇宙軍の衛星向けEO/IR(電気光学・赤外線)センサーの生産ラインを拡張し、需要増加に対応する体制を整えました。
赤色巨星内部での元素混合メカニズムに関する新しい3Dシミュレーション結果が発表され、恒星の回転が内部の障壁を越える元素輸送を促進することが示されました。