Blue OriginはNew Glennの3回目の飛行に向けて、再使用ブースターの活用やホットファイア試験、推進剤充填などを進めている。またBlueBird 7衛星の打ち上げも計画され、回収船Jacklynへの着陸回収を含む運用が注目されている。
L3Harrisは米国のミサイル防衛構想Golden Dome向け受注を見込み、政府契約前から在庫確保や生産拡張を進めている。衛星追跡や赤外線センサーを軸に、商業LEO網との連携も視野に入れる。
JAXAはH3ロケット8号機失敗の原因を、衛星搭載アダプタの製造時剥離がフェアリング分離時の衝撃で拡大したためと特定した。6号機の再打ち上げ準備や、将来的なボルト結合案の検討も進めている。
Amazonは航空機向けアンテナやGlobalstarとの提携・買収検討を通じて、LEO衛星通信と直接通信(D2D)機能の強化を進めている。Starlink対抗の色彩が強く、機内通信やiPhone・Apple Watch向けの衛星通信拡張も視野に入っている。
CAS Spaceの力箭1号やKinetica 1が複数回打ち上げられ、吉林1号や高分、郵儲銀行号など計8〜9機の衛星を太陽同期軌道へ投入した。地球観測、金融活用、AI処理、コンステレーション拡大など、商業衛星網の構築が進んでいる。
NASAはISSでの栄養研究や、将来の月・火星探査に向けた食料生産技術の検証を進めている。アルファルファ、スピルリナ、種子の宇宙環境影響、トマト種子試験などが含まれる。また、宇宙での健康・老化・認知への影響や、データ科学・AI/機械学習支援の契約も進んでいる。
NASAはアルテミスIIIに向けてSLSやオリオン、モバイルランチャーの整備を前倒しで進めており、2027年の打ち上げと2028年の月面着陸、さらに年1回規模の継続的な月探査を視野に入れている。商業着陸船の活用や将来の月面活動の拡大も含め、次段階の有人月探査体制を整えている。
Axiom Spaceはアルテミス月面ミッション向けの船外活動ユニットAxEMUを2027年に宇宙で試験する計画を進めている。ISSやアルテミス3での実証を視野に、地上試験を重ねている。
Firefly AerospaceとNorthrop Grummanは、中型再使用ロケットEclipseを共同開発している。LEOやGTO、TLI向けの高い搭載能力を持ち、2027年以降にバージニア州から初飛行する計画。
SpaceXはPad 2でBooster 19の追加試験を進め、Spin Primeや点火試験に続く静的燃焼試験の可能性が示された。Starship関連の地上試験が続く一方で、再使用運用の成熟が進んでいる。
第41回Space Symposiumでは、出展社数の増加や月面探査車、月着陸機、AI技術などの展示が話題となった。業界では成果重視の流れ、NASA予算削減案、宇宙軍増額、宇宙インフラ実現条件などが主要論点となっている。
IWCの宇宙向け機械式時計やブライトリングのアルテミスII記念モデルなど、宇宙ミッションに着想を得た製品が登場した。宇宙旅行の身体影響に関する議論もあり、宇宙体験をめぐる商業・文化面の関心が高まっている。
AI進展や地政学リスクを背景に、軌道上データセンター、宇宙ステーション、軌道上物流などへの投資が急増している。米国では商務省のミッション認可制度やFCC・NOAA・FAAの規制整備が、民間投資を呼び込む鍵として議論されている。
AmazonやThinKom、Tendegなどが、航空機向けや多軌道対応のアンテナ、量産型展開アンテナを発表・強化している。LEO/GEO/MEO対応や将来拡張性を重視し、衛星通信市場の競争が激化している。
JAXAは相模原市民桜まつりでMMX、はやぶさ2♯、みお、Heraなどのミッションを紹介し、地域との交流を深めた。宇宙科学を身近に感じてもらう広報活動の一環となっている。
火星探査車キュリオシティがボックスワーク地形や層状硫酸塩ユニットを調査し、ブラッシングやMAHLI、APXSを使った化学・質感分析を実施している。データ遅延への対応を工夫しつつ、岩石分布や大気・ダスト活動の観測を続け、火星の形成環境解明を進めている。
今週は世界で複数の打ち上げが予定され、SpaceX、Blue Origin、中国のロケットが注目されている。さらに中国では長征10Bの再使用型開発や燃料試験も進み、各国で次世代打ち上げ能力の競争が続いている。
Graviticsは最大6機の機動衛星を搭載・放出できる軌道上キャリアを開発中で、2027年の初飛行試験を予定している。宇宙軍との契約のもと、迅速展開、補給、センサー運用、軌道間輸送への応用が見込まれる。
Northrop GrummanのCygnus XL補給船がISSに到着し、Canadarm2で捕獲・係留された。約5トンの物資や科学機器を届け、量子科学、幹細胞研究、宇宙天気予測などの実験を支援する。
ロッキード・マーティンは自社資金でVanguardとSentinelによる2件のオン軌道デモを計画し、RPOや指揮統制、宇宙優勢能力の実証を目指している。共通サブシステムを活用しつつ、より高機動な機体で将来の安全保障用途を見据えている。
Vulcanの調査が続く中、GPS衛星の別ミッションがULAからSpaceXへ移管された。米国の測位衛星打ち上げ体制に影響が出ており、打ち上げ事業者の再編が進んでいる。
アルテミスIIの4人の宇宙飛行士が月周回飛行を終えて地球へ帰還し、着水後は米海軍とNASAにより回収・健康確認が行われた。NASAは帰還後記者会見や新写真の公開を予定・実施しており、ミッションの成果、オリオン宇宙船の手動操縦や生命維持試験、史上最遠の船間通話などが注目された。乗員の体験や月探査の意義をめぐる議論も広がっている。
BAE Systemsは、宇宙優勢と探査任務向けの高機動宇宙機Ascentを発表した。給油、高推力推進、複数ペイロード搭載に対応し、LEOから月周辺までの輸送・展開を担う宇宙タグとしての活用も想定されている。
Rocket LabはRutherfordやCurieに続き、電気推進スラスタGaussを発表した。大規模コンステレーション向けに年200基超の生産体制を整え、LEO衛星の長寿命・高効率運用を支える。
SpaceXはFalcon 9でStarlink衛星29基を複数回打ち上げ、B1080ブースターの再使用と無人船への着陸回収を継続している。2026年のStarlink投入数は1,000基超に達し、フロリダやヴァンデンバーグからの連続打ち上げで低軌道通信網を拡大している。
ハッブル宇宙望遠鏡による小マゼラン雲の星団観測、アルマ望遠鏡による原始星の磁気駆動円盤風の発見、流星群や彗星の観測情報など、天文学分野の話題が複数報じられた。
月南極の暗いクレーターに氷が蓄積している可能性や、Blue Originの月面資源から酸素を精製する構想が注目されている。月面拠点や地月経済の基盤として、水や酸素などの現地資源利用が重要視されている。
MDA Spaceは軌道上サービス用プラットフォームMDA Midnightを発表し、衛星の監視・識別・対処や燃料補給、捕獲・解放、軌道離脱などのRPO機能を想定している。衛星保守や電子妨害対策にも対応する構想。
ロシアではアンガラロケット家族や水素上段KVTKの開発遅延が続き、再使用型の計画も資金不足で停滞している。一方、ウクライナは戦時下で空中発射ロケットを用いた衛星投入の可能性を示した。
COPUOSでは衛星コンステレーション増加や宇宙交通管理、月面インフラなど新課題への対応が重要になっている。国際的な宇宙ガバナンスの制度改革や、ワシントンでの政策調整の難しさも浮き彫りになった。