JAXAはH3ロケット6号機(30形態試験機)を2026年6月10日に種子島宇宙センターから打ち上げる予定と発表しました。8号機失敗後の再挑戦で、VEP-5と小型副衛星6基を搭載し、低コスト化を狙う30形態の飛行実証と追加データ取得を行います。
米下院でNASA予算の公聴会が開かれ、Jared Isaacman氏が予算削減への懸念を訴えました。テッド・クルーズ上院議員も大幅削減に反対し、月探査で中国に先を越されるべきではないと主張しており、アルテミス計画や科学予算の維持をめぐる議論が続いています。
中国宇宙の日や中国航天日に合わせ、レトロフューチャー調のポスター群が公開されました。東方紅1号、有人宇宙船、宇宙ステーション、天問2号など、中国の歴史的・将来の宇宙計画を紹介しています。
パキスタンの首相が、中国宇宙ステーション任務に向けて訓練する初のパキスタン人宇宙飛行士候補2人と面会し、歴史的選出を祝福しました。中国では訓練が開始され、将来は初の外国人訪問者が誕生する見通しです。
朱雀三号は軌道投入に成功した一方、第1段の着陸には失敗し、回収試験の課題が浮き彫りになりました。長征10Bも初飛行と第1段回収試験が計画されており、中国の再使用ロケット開発が加速しています。
チャンドラX線観測衛星の研究で、太陽に似た若い恒星は従来予想より早くX線が弱まり、周囲の惑星の生命環境には有利かもしれないことが示されました。SPHERExははくちょう座Xで広範な水の氷を発見し、TESSとASTEPは珍しい系外惑星系TOI-201を見つけました。ALMAは恒星間彗星3I/ATLASが極低温環境で形成された可能性を示し、白色矮星の化石磁場研究も星の進化理解を深めています。
ESAと中国科学院の共同ミッションSMILEは、太陽活動に対する地球の反応をX線・紫外線で観測するため、2026年5月19日にVega-Cで打ち上げ予定です。過去の延期はVega-C部品の技術問題が原因でした。
軌道・月面データセンターの拡大には、打ち上げ技術だけでなく認証や中立的ガバナンスが必要だと指摘されました。中国では宇宙ベースAI計算基盤への投資が加速し、将来的なレーザー接続データセンター衛星群の構想も進んでいます。
Starbaseのライブ配信や、ケープでのスターシップ打ち上げ準備が紹介されました。LC-39AやSLC-37で発射設備、塔、タンク基地の建設が進み、今年中の初打ち上げを目指しています。
Roman宇宙望遠鏡の打ち上げ準備が進み、9月打ち上げ予定より前倒しで予算内進行と報じられました。広視野赤外線観測で宇宙の大規模構造や系外惑星を調べる計画です。さらに、ハッブル宇宙望遠鏡は打ち上げ36周年を迎え、新たな三裂星雲画像を公開しました。JWSTは死にゆく恒星の星雲Tc 1を詳細観測し、謎の炭素分子バッキーボールの起源解明に迫っています。
民間宇宙ステーションHaven-1を運用するVastが、乗員向けの専用フライトスーツを公開しました。訓練や軌道上での使用を想定し、快適性や個別採寸を重視した設計で、宇宙用認証のIWC腕時計も導入されます。
ブルーオリジンがルクセンブルクに欧州初の恒久拠点を開設し、供給網調整や欧州での事業拡大を進めています。再使用ロケットや月面計画も含め、欧州での存在感を高める狙いです。
SpaceXのFalcon Heavyが2024年以来初めて再び打ち上げられ、ViaSat-3 F3を静止トランスファ軌道へ投入する予定です。Falcon 9もヴァンデンバーグからStarlink衛星24機・25機の打ち上げを実施し、ブースター再使用と着水回収が続いています。
ULAはAtlas VでAmazon Leo第6ミッションを打ち上げる準備を進め、ケープカナベラルからの打ち上げが予定されています。天候条件は良好で、配信も事前に開始される見込みです。
中国の太陽探査ミッション羲和二号は2029年初打ち上げを予定し、地日L5点での安定観測を通じて太陽活動や爆発の物理機構、地球への影響を解明する計画です。宇宙天気予報の精度向上にもつながる見込みです。
ISSでは、心臓研究、DNA着想のがん治療用ナノ材料製造、スピルリナ培養、生命維持システムの実証が進められました。NASAは飲料水から点滴液を作るIVGEN Miniも試験中で、将来の月・火星探査に向けた補給効率化を狙っています。
JAXAの油井亀美也宇宙飛行士によるISSからの彗星撮影企画や、防衛大学校とのリアルタイム交信イベントが紹介されました。地上の児童生徒や学生との交流を通じ、ISS長期滞在の成果や宇宙からの視点を伝えています。
米宇宙コマンドは、ロシアが低軌道で米国の高価値衛星を狙う共軌道型対衛星兵器を実戦配備し始めたと警告しました。米側は継続監視を強化しています。
米宇宙軍がSpaceXに衛星間通信デモ契約を発注し、Starshield/MILNETを使った衛星間データ中継の実証を進める動きがありました。あわせて、SpaceXが次世代ミサイル防衛構想「Golden Dome」のソフトウェア開発や衛星通信統合にも関与しており、防衛分野での存在感が一段と強まっています。
ESAのFLPPは、宇宙物流、軌道上補給、双用途技術、再使用ロケット、持続可能な宇宙輸送の開発を推進しました。欧州の宇宙輸送市場形成に向けた議論も活発化しています。
中国は長征2Dロケットで衛星インターネット技術試験衛星やデモ用インターネット衛星を複数回打ち上げ、いずれも予定軌道への投入に成功しました。長征シリーズの打ち上げ回数も積み上がっており、衛星通信インフラ整備が進んでいます。
中国航天は天宮宇宙ステーション拡張に向け、長征5号B用の大型フェアリングやロボットアーム能力の強化を進めています。将来の新型有人宇宙船や月面有人探査も視野に入れた開発が続いています。
Astroboticが先進ロケットエンジンの燃焼試験を実施し、Rocket Labは放射線耐性の高い新型スタートラッカーST-HPを発表しました。JAXA宇宙科学研究所では超薄型ペロブスカイト太陽電池が高い耐放射線性を示し、宇宙機向け電源技術の実用化が進んでいます。
米宇宙軍の2027年度予算案では、SDAのデータ輸送層への新規資金を外し、商用衛星と専用軍用機を組み合わせる「Space Data Network」へ移行する方針が示されました。議会側にはSDA維持を求める声もあり、今後の再編の行方が焦点になっています。
FCCの判断を背景に、衛星と端末の直接通信(D2D)関連の提携や交渉が活発化しています。IridiumはNTN Directの商用化を進め、SpaceNewsの番組では混雑環境でも高性能を保つ光通信リンクが特集されました。UnivityもVLEO通信網と5G NTN実証を進めています。
ESAのマーズ・エクスプレスがユートピア平原で古代の火山灰の広がりや、地下氷の融解でできた窪地、グラーベンを撮影しました。NASAのMRO/HiRISEは火星北極冠の谷Chasma Borealeを観測し、季節変化や風向きの手がかりを示しています。
NASAのUniversity Leadership Initiative 10周年、NASA Amesの地球観測写真、台湾・雲林県のLandsat 9画像、ニューヨークの宇宙産業パネル、韓国の科学祭り、1986年のProgress 26号の歴史的ミッションなど、教育・広報・地域産業・歴史に関する話題が含まれました。
中国国家航天局は天問3号火星サンプルリターン任務に向け、国際・香港・マカオの協力ペイロードを選定しました。2028年に長征5号2機で打ち上げ、2031年までに少なくとも500gの火星試料を地球へ持ち帰る計画です。
NASAはSpaceX Crew-13の搭乗員を正式発表し、ジェシカ・ワトキンス氏、ルーク・デラニー氏、ジョシュア・クトリック氏、セルゲイ・テテリャトニコフ氏の4人が9月中旬以降にISSへ向かう予定です。長期科学ミッションとして、実験や技術実証を行います。