OrbitalがFCCに、最大10万基・10GW規模の軌道上データセンター衛星の配備を申請しました。低軌道500〜850kmで100kW級衛星を想定し、光通信でStarlinkなど他社コンステレーションと接続する計画です。2028年の専用衛星投入を目指しています。
小惑星センターが土星の衛星としてS/2009 S 2を追加し、土星の衛星数は293個になりました。B環内を約11万7059kmで公転し、公転周期は約11時間21分です。2009年のカッシーニ画像4枚から確認され、衛星の正式定義の曖昧さも示す例となっています。
米国のダークスカイ公園で、人工光による夜空の悪化が訪問者満足度を下げ、数千万ドル規模の福利損失を生んだとする研究が示されました。暗い空ほど選好が高く、夜空の価値を政策判断に組み込む必要性が指摘されています。
Starship Flight 13に向けた準備が続く中、Ship 40の静的燃焼試験後の動きやBooster 20の状況が注目されています。Starbaseの生産設備、Gigabay建設、McGregorでのRaptor試験、LC-39AやSLC-37の進展も含め、次の試験と量産体制が焦点です。
インドネシア出身のAkbar氏が日本で博士課程を経てJAXAやSynspectiveに至った経歴が紹介され、多国籍チームや研究文化の魅力が語られました。併せて、NASAエイムズの表彰、NASAの教育プログラムROADS終了、宇宙業界を目指す若手へのメッセージなど、人材育成やキャリア形成に関する話題が集まりました。
宇宙居住施設開発のVastが、元Aerospace Corp.社長を顧問に迎え、NASAの商業低軌道目的地(CLD)計画の次段階に備えています。Haven-1は2027年第1四半期の打ち上げを見込み、NASAのRFP草案はまだ遅れている状況です。
米シンクタンクの演習で、GPS妨害、レーザー照射、サイバー攻撃など宇宙空間でのグレーゾーン行為への対応が議論されました。早期の帰属認定と迅速な軍事・外交・サイバー対応、衛星の耐性向上、再構成の迅速化、継続的なウォーゲーム実施が提言されています。
SSC SpaceとFirefly Aerospaceは、スウェーデンのEsrange宇宙センターからの初の軌道打ち上げを2028年に目標設定しました。Launch Complex 3Cでは発射台や支援設備の整備が進み、米スウェーデン間のライセンス簡素化や防衛関連契約も追い風になっています。初機体はFirefly Alphaが想定されています。
NASAのルーシー探査機が小惑星ドナルドジョハンソンを観測し、ピーナッツ形で複雑な自転をしていることが分かりました。表面の粘土鉱物は、母天体に短期間の液体の水が存在した証拠とみられます。2027年の木星トロヤ群探査に向けた試験観測でもありました。
NASAとSBAはSBIC-NASA Initiativeを始動し、月・火星探査に必要な部材や技術を担う米国企業への投資拡大を狙っています。エネルギー、核推進、通信、特殊材料、打ち上げ基盤などの重点分野に民間資金を呼び込み、供給網の課題解決を図ります。
Rocket LabがIridium Communicationsの買収で最終合意し、打ち上げ・衛星製造に続いて衛星通信などのサービス事業へ展開する方針を示しました。取引額は約80億ドルで、株主承認と規制当局の承認を経て2027年半ばの完了が見込まれています。既存のIridium NEXT資産や加入者基盤を取り込み、SpaceXやBlue Originへの対抗も視野に入れた垂直統合戦略です。
中国の国有研究機関が、宇宙での計算インフラを段階的に整備する計画を示しました。2027年の10kW級実証、2030年までの500kW級衛星群、2030年代の本格整備を想定しており、展開型太陽電池、放熱、高速通信、自律保守などの技術が鍵とされています。
ESAのユークリッド宇宙望遠鏡が、天の川銀河中心部を過去最大級の詳細さで撮影しました。9回の観測をつなぎ、6000万個以上の星を含む画像を作成しており、銀河バルジや暗黒星雲、星形成領域が確認されています。
SpaceXはStarlink衛星の継続投入を進め、ヴァンデンバーグからの24機打ち上げも予定されています。あわせて、Direct-to-Cellや将来的な大規模コンステレーション、さらにはT-Mobile買収とStarlink統合の観測、AI向け衛星コンステレーション構想など、通信と宇宙インフラを組み合わせた展開が取り沙汰されています。
JAXAはGOSAT-GW搭載のAMSR3について、標準プロダクトの提供を開始しました。新たに追加された5チャネルにより、高緯度域を含む降雨・降雪の推定性能が改善し、降水把握や海面水温などの地球物理量データも無償で入手できます。気象予報、豪雨・台風予測、漁業や船舶航行支援への活用が想定されています。
ESAはアルゴノート着陸船の初期設計と初飛行で、外部の月面地形データを活用しながら自前の測量能力整備を進めています。主目的は月南極域の安全な着陸地点選定で、米国・インド・中国のデータも候補です。初ミッションは2030年の月南極着陸を目標としています。
ESAのSentinel-3が、欧州を襲った熱波で地表温度が55℃に達した地域を観測しました。中央スペイン、西フランス、北アフリカで極端な高温が確認され、WHOは死者増加との関連にも言及しています。今後さらに高温化する恐れも指摘されています。
SpaceXはファルコン9でSiriusXM向け通信衛星SXM-11を打ち上げました。SXM-11は同社最大級の高出力衛星で、米国・カナダ・カリブ海での受信改善やアラスカ方面のカバー拡大に寄与するとされています。
NASAのベッツィ・フォード氏が、地球観測衛星データを一元化するNESSIEで可視化と分析を担当していることが紹介されました。多数の衛星観測を科学観測項目に整理し、将来のミッション計画や農業などの実利用につなげる取り組みです。
NASAの宇宙飛行士クリス・ウィリアムズとジェシカ・メイアが、国際宇宙ステーションのロボットアームCanadarm2の手首関節を交換する船外活動を実施しました。故障した関節は5月27日に異常が確認されたもので、作業は約6時間40分にわたり、NASA+で中継されました。ESAのソフィー・アデノットによる宇宙服点検など、事前準備も進められました。
NASAラングレー研究センターで、40年以上ぶりの大型風洞施設FDRFが年内に稼働予定です。12フィート低速風洞と20フィート垂直スピン風洞の役割を引き継ぎ、失速・スピン試験や再突入機の自由飛行試験が可能になります。旧設備の再利用でコストと開発期間も抑えたとされています。
NASAのクリス・ウィリアムズとジェシカ・メイアが、ISSのCanadarm2手首関節を交換する船外活動を行いました。交換対象は5月27日に異常が起きた関節で、約6時間40分の作業がライブ配信されました。ロボス系の保守作業として注目されています。
NASAはNeil Gehrels Swift Observatoryを延命するため、Katalyst SpaceのLINKを搭載したPegasus XLによる空中発射ミッションを計画しました。LINKがSwiftに接近してロボットで捕捉し、軌道を約600kmへ戻す構想ですが、天候不良で打ち上げは延期され、再試行が案内されています。Pegasus XLにとっては事実上の最終飛行になる見込みです。
NASAはNextSTEP-3や月・月周回圏向けの技術募集を進め、月面電力、放射性同位体電源、ISRU酸素製造、宇宙内製造、先端ナノ材料などの実証を業界に求めました。月面基地や持続的な月面滞在に必要な中核技術をTRL5〜6へ成熟させる狙いで、商業パートナーの活用や今後の募集機会も示されています。