SpaceXがナスダック上場し、IPO価格を大きく上回る初日急騰を記録した。調達額は約750億ドル規模で、時価総額は約2.1〜2.3兆ドルに達したとされる。公開株比率の少なさや応募超過で需給が逼迫し、個人投資家の買い注文も殺到した。一方で、売上高に対して高すぎる評価や赤字継続への懸念も強く、ロックアップ解除後の売り圧力や今後の収益化が注目されている。
SpaceXの上場でイーロン・マスク氏の資産が急増し、世界初の兆万長者になったと複数の要約で報じられた。資産は主にTeslaとSpaceX株などの紙資産で構成され、現金比率は低い。SpaceXの評価額上昇に加え、xAI統合などAI関連の期待も追い風となっている。富の集中や格差拡大への批判、抗議も起きている。
SpaceXはロケット打ち上げ、スターリンク、AI関連事業へと広がり、将来の成長期待が評価を押し上げている。xAI統合やTeslaとの提携可能性にも言及があり、通信網拡大や軌道上データセンター構想まで含めた大型ビジョンが語られた。一方で、スターシップの開発不安定性や事業化の時間・コストの大きさも課題として残る。
Starship Flight 13に向け、Booster 20の再移送、33基のエンジン搭載準備、Ship 40の静的燃焼試験準備など、打ち上げ前の重要工程が進んでいる。Pad 2では発射後整備やタワー周辺の改修も継続しており、Flight 13はFlight 12の再現飛行として位置づけられている。
Starlinkはファルコン9での衛星投入を継続し、災害時通信支援でも米国務省とMOUを結ぶなど、実運用の幅を広げている。機内高速インターネットの実例も報告された。一方で、衛星数の急増や将来の軌道AI計画により、夜空の明るさ、天文学観測、電波天文学、生態系への影響が懸念されている。
SpaceX IPOを受けて、直接投資できない投資家資金が宇宙関連ETFや代理銘柄に流入した一方、EchoStar、AST SpaceMobile、Virgin Galactic、Rocket Labなどの関連株は急騰後に反落した。オプション市場ではコール需要が強く、短期の上昇期待が目立つ。
H3ロケットが小型衛星6機の投入に成功し、JAXAは信頼回復と国際競争力向上を進める方針を示した。日本政府も宇宙を重要戦略分野として位置づけ、衛星コンステレーション、宇宙状況把握、アルテミス参加、有人与圧ローバー、日本人月面着陸、H3打上げ体制強化などを打ち出している。
JAXA主導の小型変形ローバーSORA-Qが、月面で自律走行と通信中継を実証した。SLIM探査機に搭載され、球体から2輪ローバーへ変形する設計や、Sony・同志社大・タカラトミーの共同開発が特徴。通信は短時間で終了したが、技術実証として大きな成果となった。
NASAはローマン宇宙望遠鏡の打ち上げを2026年8月30日に前倒しした。環境試験の完了見通しも示され、ゴダードからケネディへ移送後、ファルコンヘビーで打ち上げられる予定。ダークエネルギー、ダークマター、系外惑星の直接観測などが主目的。
NASAがアルテミスIIIの搭乗員を発表し、アンドレ・ダグラスらが選ばれた。乗組員はオリオン宇宙船のドッキング訓練や月面再訪に向けた準備を担い、2027〜2028年の月着陸計画に関わる。別の要約では、メリーランドに縁のある複数の宇宙飛行士が名を連ねた。
NASAはアルテミス向け月着陸機の加速案を示し、SpaceXのStarship案とBlue Origin案の双方で設計簡素化と開発リスク低減を進めている。有人月面着陸は2028年を目標に据え、Orionとの低軌道ドッキングや推進剤要件の見直しが中心となっている。
Blue OriginのNew Glenn爆発後も年内再飛行を目指す動きがあり、NASAの月計画への影響が焦点となっている。発射台の損傷は大きいが、推進剤設備などは比較的無事とされ、NASAは調査や再建に関与している。
カナダ宇宙庁の議会説明会は政治対立で脱線し、実質的な宇宙議論が進まなかった。ロシアではプーチン氏が国内製低軌道衛星網の拡大を示唆し、ウクライナ関連の軍事的文脈も含まれた。米国ではSpaceXの打ち上げ増加に伴う地域騒音・環境負荷への対応が問題化している。
中国・文昌商業宇宙発射場では、長征8号系の増発に対応するため準備ベイや商業発射台、給水塔、管制センターなどの整備が進んでいる。長征9号関連の工場建設や回収船建造も始まり、今後の高頻度打ち上げ体制を整えている。
Isar Aerospaceは『Onward and Upward』ミッションとして、Spectrumの2回目飛行を6月15日以降にAndøya宇宙港から打ち上げる予定。機体資格試験と初ペイロード搭載飛行を兼ね、天候や射場インフラ次第で変更の可能性がある。
米国では固体ロケットモーターの増産が進む一方、ミサイル防衛向け需要に追いつかず供給制約が続いている。2027年の迎撃ミサイル調達増で供給網の脆弱性が露呈する可能性があり、複数年調達や供給者投資の必要性が指摘されている。
月・火星探査で必要になる携帯型医療機器、遠隔診療、ロボット・AI支援医療が、地上の過疎地や災害地でも役立つ可能性がある。実用化にはコストや規制の壁があるが、宇宙医療の知見が地上医療に波及する期待が示された。
木星と金星の接近コラージュ、2026年8月の皆既日食の見え方、NASA PACE衛星による紅葉の高精度観測など、天文観測や地球観測に関する話題が並んだ。宇宙望遠鏡や衛星データが、観測科学や季節変化の把握に役立っている。
宇宙人接触の確認は、映画のような一斉公開ではなく、ヒッグス粒子発見のように証拠を積み上げる科学的検証プロセスになるという見方が示された。段階的で慎重な確認が前提になるという整理。
元NASA長官ジム・ブライデンスタイン氏がポッドキャストでNASA在任中の経験や今後について語った。アルテミス計画を含むNASAの近況にも触れられている。
ISROがPSLV-C62の異常原因を特定したが報告は非公開とし、関係者が復帰対応を進めている。一方、インド籍機関船の沈没と乗員救助も報じられた。
NASAやULAはケネディ宇宙センターや関連拠点から、ファルコンヘビーやファルコン9、スターシップ、アトラス5などのライブ映像・記念投稿を行った。旗や発射台の象徴性を含め、打ち上げ文化の発信が行われている。