NASAは老朽化する追跡・データ中継衛星(TDRS)を商用サービスへ段階的に置き換えるため、複数社と契約しました。初期作業は2027年5月までで、延長により2029年まで続く可能性があります。既存利用者との互換性維持も想定されています。
NASAのアニル・メノン飛行士とカナダ宇宙庁のジョシュア・クトリク飛行士が船外活動を行い、ISSの最後の巻き取り式太陽電池アレイを設置しました。計画完了により発電能力は約160キロワットから約215キロワットへ増える見込みです。
ガンマ線バーストや超新星などを観測してきたスウィフト天文台が、インドネシア北スマトラ付近で大気圏に再突入しました。観測成果は約7,000本の論文に貢献しました。NASAが用意した曳航機LINKによる軌道上昇・救出計画は、機体の姿勢制御の問題などで中止されました。
SpaceXはStarship Flight 15でブースターと宇宙船の同時キャッチを目指し、Flight 16ではケネディ宇宙センターからの初打ち上げを準備しています。機体や発射設備の整備に加え、将来の月着陸に必要な軌道上推進剤補給の実証も課題となっています。
火星周回探査機TGOがアルバ山周辺の新しい亀裂付近で塩化水素を検出しました。季節的な霜の昇華に伴ってガスが放出された可能性があり、地下の休眠マグマとの関連も推測されています。地下に熱水環境があれば、微生物の生存可能性を探る手がかりになると期待されています。
NASAはモジュール式の有人実験機X-70 Fractalを導入し、飛行中に機体の内外の部品を交換できる飛行制御技術などを検証します。最大約907キログラムの実験機材を搭載でき、NASA機としての初飛行は2年以内を予定しています。
カナダ政府は、NASA初代チーフエコノミストなどを務めたアレクサンダー・マクドナルド氏をカナダ宇宙庁長官に任命しました。11月16日に就任し、月面ロボットや国際協力などを含む宇宙政策を担います。
Astrobaseは推力800キロニュートンのフルフロー二段燃焼式メタロックスエンジンEVERESTと、それを搭載する再使用型ロケットを開発構想として示しました。中型機は再使用時に低軌道へ約3トンを運ぶ計画です。エンジンは未燃焼試験で、性能や回収・再使用の方式は今後の検証が必要です。
中国の西昌衛星発射センターから長征2号Cとみられるロケットの打ち上げが予定されています。打ち上げ時刻や機体に関する情報は投稿・報道に基づくもので、搭載物などの詳細は確認されていません。
長征12号Y11が海南の発射台へ移動しました。当初11月6日に予定されていた打ち上げは11月9日に延期されました。
中国が大型ロケット長征9号の計画を承認したとの情報が報じられています。複数の機体構成や再使用型の案が伝えられていますが、公式資料で確認できていない情報も含まれます。
欧州宇宙機関の探査機Heraが、小惑星ディディモスから約60キロの距離で初の接近画像を撮影しました。NASAのDART衝突で公転周期が変化した衛星ディモルフォスを詳しく調べ、小惑星の軌道変更技術の理解を目指します。
米国の宇宙探査に関する宣言は、新たな予算やNASAへの具体的な指示を伴わず、長期目標を示す内容です。NASAはアルテミス計画を通じた月面探査や基地建設、将来の火星探査を掲げています。
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のデジタルツインと機械学習を組み合わせた新手法FLIPにより、恒星の光を除去する精度が向上しました。従来法の2~15倍の感度で、過去の観測データから系外惑星51 Eridani bを検出。より小さく暗い惑星の観測への応用が期待されています。
Planet Labsの高解像度衛星Pelican-12がアンゴラの首都ルアンダを撮影し、初画像を公開しました。衛星は初期に約50センチ級、運用軌道到達後には約30センチ級の画像を撮影する設計です。
ULAはVulcanロケットのペイロードフェアリングや複合構造物の製造を自社内に移管します。アラバマ州の従業員300人超には移籍の機会が提示され、ULA製フェアリングの初飛行は2027年を予定しています。
中国は夢舟宇宙船や月着陸船の試験を段階的に進め、2030年以前の有人月面活動を目指しています。計画では3人が月へ向かい、うち2人が月面で活動する想定です。月周回・月面・地上を結ぶ通信やAI基盤の構想も示されています。
テキサス州での民主党の勝利を受け、テスラやSpaceXの事業運営、許認可、政府契約などへの監視が強まる可能性が指摘されています。選挙後には両社株が一時下落しましたが、NASAなどのSpaceXへの依存もあり、契約関係の大幅な変更は容易ではないとの見方があります。
SESはmeoSphere Pathfinder 1を使い、衛星とフランスの地上局との間で動画を双方向伝送する光通信実証に成功しました。今後も通信時間や速度、性能の向上を目指し、将来の中軌道ネットワークに向けた試験を続けます。
米国で2027年から数万カ所の基地局を整備し、衛星通信を地上の5G網で補う計画が示されています。EchoStar由来の中帯域などを活用する構想ですが、周波数の確保、設備投資、規制承認が課題です。
宇宙軍は2027会計年度に約710億ドルを要求し、衛星通信やミサイル監視などの能力強化を目指しています。一方、つなぎ予算の継続や予算成立の遅れにより、新規事業の開始や人員増強が難しくなる懸念が示されています。
NASAの探査機Lucyが、2021年の打ち上げから約22億マイルを飛行し、木星トロヤ群の領域に到達しました。今後、小惑星エウリバテスなどを訪れ、惑星形成の理解に役立つ観測を行う予定です。
中国の易龍航天は、低軌道へ約20トンを運ぶケロロックスロケットYL-1の初打ち上げを2027年末までに目指しています。安徽省の工場ではタンク部品の溶接が始まり、再使用型YL-1Rも計画されています。
オマーンに衛星の組立・統合・試験施設と宇宙AI研究所を設け、中国で製造した衛星を運用する計画です。20機の構築を目指し、現地で人材育成も進めるとされています。
フィンランドは2027年に宇宙監視施設を稼働させ、ICEYE製SAR衛星を国防軍へ移管する計画です。夜間や雲の下でも地表を観測し、軌道上の活動や衛星への妨害などを分析して同盟国と情報共有する方針です。
NASAのESCAPADEは2機の探査機で火星周辺を観測し、太陽風と磁気圏の相互作用や大気流出を調べます。火星の気候がどのように変化したかを解明することを目指しています。
地球近傍天体を赤外線で探すNASAの宇宙望遠鏡NEO Surveyorで、太陽電池セルの組み込みと性能試験が完了しました。2027年9月以降の打ち上げを目指し、直径140メートル以上の地球近傍天体の発見を進める計画です。
JAXA相模原キャンパスの特別公開に向け、ロケットや宇宙機の仕組みを紹介する動画・企画が案内されています。2026年度のキャンパス・オンライン特別公開は11月7日、8日に開催予定です。
中国のZeroG Labは、計算用ペイロードを軌道上で検証する500キログラム級プラットフォームを発表しました。チップメーカーや大学などに開放し、実環境での試験や第三者ペイロードの搭載に対応する計画です。