NASAのアイザックマン氏は、深宇宙有人飛行に向けて大型ロケットを少なくとも年1回打ち上げる重要性を強調しました。2027年のアルテミスIIIでは、オリオン宇宙船と月着陸船のドッキング手順などを低軌道で試験し、アルテミスIVの有人月面着陸に向けてリスクを減らす方針です。
ハッブル宇宙望遠鏡が、2026年11月5日に球状星団M30の画像を公開しました。やぎ座の方向、地球から約2万7500光年に位置し、彗星と間違えられそうな天体を記録したシャルル・メシエにちなむ名前です。
電波観測で、伴星の軌道位置に応じて恒星大気の形が変化する様子が確認されました。大気は恒星半径の約2.6倍まで広がり、伴星はその内部を公転しているとみられます。伴星による大気構造や密度への影響を確かめるには、追加観測が必要です。
SpaceXはShip 42で約24時間の飛行を計画し、推進剤の蒸発率などを調べる予定です。Flight 16では両段のタワー捕獲を目指し、2027年初頭の実施が見込まれています。FAAは再突入・着水に伴う危険区域を設定し、発射場ではアーム操作や散水試験などの準備が伝えられました。
アポロ13号の事故を振り返る、演劇・コンサート・ドキュメンタリーを組み合わせた作品がPBSと公式サイトで配信されます。貴重なアーカイブ映像や月へ運ばれた資料を用い、ニール・アームストロングの息子と孫娘が追悼演奏を披露します。
新月前後で月明かりが少ない11月上旬は、淡い天の川や二重星団、NGC 752、M34などを観察しやすくなります。北おうし座流星群は11月11〜12日ごろ極大を迎え、条件が良ければ1時間に約5個の流星や火球が見られる可能性があります。
望遠鏡のデジタルツインで微細な振動や光学誤差を再現し、恒星光の残留を除く解析法「FLIP」が開発されました。従来法より系外惑星の検出性能が2〜15倍向上し、NASAのHabitable Worlds Observatoryでの活用も期待されています。
ESAのHeraがディディモス表面の岩塊やクレーターなどを捉え、NASAのDART衝突後にディモルフォスの公転周期が約33分短縮したことなど、小惑星防衛に関する観測成果が紹介されました。探査機は恐竜マスコット「チクシュ」のステッカーを写した深宇宙での自撮りも公開しました。
AST SpaceMobileはFireflyとの約13億ドルの契約に基づき、BlueBird衛星を最大5基搭載できる中型ロケットBlackliftを開発します。2028年の初打ち上げを目指す一方、類似ロケットの開発期間や、既存の外部打ち上げ契約を踏まえ、計画の実現時期と必要性には疑問も示されています。
中国は大型ロケット長征9号の開発を正式承認しました。月遷移軌道向けの長征9号と、完全再使用型を目指す長征9号Bが計画され、9Bは2032年の初飛行を目指します。月面探査や有人月探査、宇宙太陽光発電などへの活用が想定されています。
中国のCAS Spaceが力箭2号Y2で衛星21基を打ち上げました。ドローンによる打ち上げ映像も公開され、同社にとって重要なミッションとして報じられました。
SpaceXはヴァンデンバーグ宇宙軍基地からFalcon 9で米宇宙軍の機密ミッションUSSF-432を打ち上げました。8回目の飛行となるブースターB1095は、無人船「Of Course I Still Love You」への着陸に成功しました。搭載物の詳細と衛星展開の成否は公表されていません。
条約加盟172か国、2500か所超の湿地を対象に、雲や森林、夜間の影響を受けにくい地球観測データで異変を早期発見する取り組みが進みます。国別湿地目録の更新や生物多様性、パリ協定、SDGsへの報告に活用する計画です。
Rocket LabのElectronがQPS研究所のレーダー衛星WADATSUMI-IIを軌道へ投入し、衛星は初交信に成功しました。Electronの99回目の打ち上げで、QPS研究所は衛星コンステレーションの拡充を進めています。
中国の長征2号Cがリモートセンシング衛星を打ち上げました。長征シリーズ通算675回目の飛行とされ、搭載衛星は科学試験や電磁環境の観測に使われる予定です。
Galactic EnergyのCeres-2 Y3が酒泉から打ち上げられ、衛星4基を太陽同期軌道へ投入しました。初飛行の不具合を経て初めて成功し、気象観測用やレーダー衛星などが搭載されました。同社は同じ年に異なるロケット機種の初飛行を成功させました。
Stoke SpaceはケープカナベラルでNova用の第2発射台建設に向けた調査を始め、高頻度運用を目指しています。Space Launch Delta 45の許可を得て環境評価にも着手し、Nova Pathfinderは2027年半ばの初飛行を目標としています。
ホットファイア試験の爆発で損傷したLaunch Complex 36について、Blue Originは残存設備を活用して再建を進めています。輸送起立塔を使わず、クレーンでロケットを発射塔に設置する方式へ変更し、New Glennの復帰を目指します。
ULAはVulcanの異常原因への対策を進め、BE-4エンジンの酸素弁改修キットを搭載しました。来年以降に打ち上げ頻度を段階的に引き上げ、将来的には月2回を目指します。フェアリング製造の引き継ぎも進めています。
ISSの第75次長期滞在クルーは約7時間の船外活動で8基目の展開式太陽電池アレイを設置し、発電能力を160キロワットから215キロワットへ高めました。船外活動後の機材整備や健康調査、ロシア区画での換気設備保守なども行いました。
中国の神舟24号にパキスタン人宇宙飛行士が搭乗し、中国の宇宙ステーションを訪れる初の外国人となる計画です。短期間の飛行後、神舟23号で帰還する予定で、ミッション記章も公開されました。打ち上げ日は未発表です。
対衛星能力は二重用途で意図を見分けにくく、衛星妨害が核警戒や指揮通信に影響して誤認や早期の報復判断につながる恐れがあります。包括的な国際規制がない中、主要国間の常設対話や透明性向上が提案されています。
NASAは老朽化したTDRS通信衛星網を置き換えるNEXUS計画の初期段階でAstranisを選定しました。ISSやアルテミス計画、ハッブル宇宙望遠鏡などの通信を支える構想で、契約額は最大2億6430万ドルです。
ロシア国防省によると、Soyuz-2.1bがプレセツク宇宙基地から軍事ペイロードを打ち上げました。ロシアの2026年の宇宙打ち上げは、ソユーズ5の弾道飛行試験を含めて15回となりました。
Amazon Leo衛星36基を搭載するAriane 6のフェアリングに、Amazon LeoとArianespaceのロゴが取り付けられました。アリアン64が衛星を低軌道へ運ぶ予定です。
NEO Surveyorの太陽電池を備えた日よけが試験を完了しました。日よけは赤外線望遠鏡を太陽光から守り、探査機全体の電力をまかなう最大2キロワットを発電する計画です。
JAXAがLUPEX/チャンドラヤーン5号の特設サイトを公開しました。日本とインドの共同ミッションとして、ローバーによる月面の水資源調査と、移動・掘削・越夜技術の実証を目指します。
ケネディ宇宙センターで2028年3月にCapeweekを開催する計画が発表されました。業界向けフォーラムや展示・商談、一般公開などを設け、航空機、ロケット、ロボット、AIなどを紹介する予定です。将来的には大規模な来場者数を目指します。
トランプ大統領がケネディ宇宙センターで航空宇宙イベント「MAX POWER」の開幕に向けて演説し、米国の宇宙開発と対中競争をアピールしました。航空ショーやNASAの展示、月面での持続的な有人滞在に関する発信も行われました。
Planetの衛星SkySat-C2が対象地点を70センチ解像度で撮影しました。過去画像とあわせ、PlanetとUmbraによる2026年6〜10月の観測画像も閲覧できます。