中国は文昌発射場から改良型長征7号ロケットを使用して「実践28号」衛星を打ち上げ、予定軌道への投入に成功した。長征シリーズ611回目の飛行となる。
Rocket Lab製の火星探査機「Blue」と「Gold」(ESCAPADEミッション)が軌道上で運用を開始し、火星へ向けた軌道補正(TCM)の準備を進めている。
SpaceXはフロリダ州ケープカナベラルから、Starlink衛星(Group 6-95)の打ち上げを予定している。
11月28日に実施されたSpaceXのTransporter-15ミッションにより、IHIの「IHI-SAT2」など多数の衛星が軌道に投入され、通信や運用の開始が確認された。
ドイツのロケット企業Isar Aerospaceは、ESAおよびRedwireからSpectrumロケットによる打ち上げ契約を獲得した。2026年以降の打ち上げを予定している。
国際宇宙ステーション(ISS)のドッキングポートが、Cygnus XLの再配置などにより史上初めて8機すべての宇宙船で埋まった状態となった。現在10名の乗組員が滞在中で、ソユーズの帰還などが予定されている。
今週はSpaceXのStarlink、アリアンスペースのVega-C、Rocket LabのElectronなど、世界各地で多数のロケット打ち上げが予定・実施されている。
宇宙誕生時の原始重力波を観測する衛星計画「LiteBIRD」が、JAXA宇宙科学研究所の審査(KDP2)を通過し、プロジェクトが前進した。
東北大学やNASAなどの研究チームは、探査機OSIRIS-RExが持ち帰った小惑星ベンヌの試料から、生命の遺伝情報を担うRNAの成分であるリボースや、宇宙試料で初となるグルコースなどの糖を検出した。
トランプ次期大統領が指名したNASA長官候補アイザックマン氏は、スペースシャトル「ディスカバリー」をスミソニアン博物館からヒューストンへ移転する案に賛意を示し、議論を呼んでいる。
サイバーマンデーに伴い、VPN、ストリーミングサービス(Paramount+等)、望遠鏡、レゴ(スター・ウォーズ等)などの宇宙・テック関連製品が大幅割引セールを実施中。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)により、いて座B2分子雲の星形成領域や、相互作用する銀河NGC 4490/4485の詳細な画像が公開された。
JAXAと三菱重工は、測位衛星「みちびき7号機」を2026年2月1日にH3ロケット9号機で種子島から打ち上げると発表した。7機体制の確立を目指す。
米空軍省はケープカナベラル宇宙軍基地のSLC-37をStarship/Super Heavy運用向けに再整備する計画を承認し、SpaceXが工事を開始した。環境審査が完了し、将来的に年最大76回の打ち上げが可能になる見込み。
QPS研究所は、11月に打ち上げられた小型SAR衛星QPS-SAR14号機「ヤチホコ-I」のファーストライト画像を公開した。高精細モードで撮影された国内外の都市の画像が含まれ、順調な稼働が確認された。
Rocket LabによるJAXAの小型実証衛星「RAISE-4」などの打ち上げは、ニュージーランド射場の天候不良により延期された。新たな打ち上げ目標は2025年12月7日以降(日本時間)に設定されている。
ロシアのバイコヌール宇宙基地でサービスプラットフォームの崩落事故が発生し、ISSへの補給ミッション等への影響が懸念されている。
Spire GlobalはDeloitteと契約を結び、サイバーセキュリティ・ペイロードを搭載した8基の衛星を設計・運用すると発表した。宇宙資産のサイバー耐性向上を目指す。
中国のLandSpaceは、朱雀3号(Zhuque-3)ロケットの初打ち上げと第1段回収試験を12月3日に実施する予定で、NOTAMが発行された。第1段は再突入燃焼と着陸燃焼を経て回収される計画。
Amazonの衛星ブロードバンド計画「Project Kuiper」の衛星27基を搭載するAtlas Vロケットの打ち上げ準備がケープカナベラルで進んでおり、12月15日の打ち上げを目標としている。
12月1日にX1.9級の太陽フレアが発生し、一部地域で短時間の無線通信障害が発生した。NOAAは今後もM級やX級フレアが発生する可能性があると予報している。
ESA事務局長は、NASA主導のアルテミス計画において、欧州人として初めて月面に着陸するのはドイツ人宇宙飛行士になる見通しを明らかにした。
Starbaseでは次期Starshipフライト(Flight 12)に向けた準備や、新型ブースター(V3)の建造が進められている。Booster 18の解体やBooster 19の作業が確認されている。
シドニーのHEO Roboticsは、寿命を迎えた静止衛星を利用して、2029年に地球に接近する小惑星アポフィスを近接撮影する計画を発表した。
ロシアが実施した新型ICBM「RS-28 サルマート」の発射試験が失敗し、発射施設に被害が出た可能性があると報じられた。
SpaceXは2025年12月2日(現地12月1日)、ヴァンデンバーグ宇宙軍基地からFalcon 9で27基のStarlink衛星(Group 15-10)を打ち上げた。第1段ブースター(B1081)は20回目の飛行で、洋上ドローン船に着陸成功。今年カリフォルニアからの60回目の打ち上げとなった。
アリアンスペースは2025年12月1日、仏領ギアナからVega-Cロケット(VV28)で韓国の地球観測衛星KOMPSAT-7を打ち上げ、太陽同期軌道への投入に成功した。KOMPSAT-7はKARIが開発した高解像度衛星。Vega-Cの運用は今後Avioへ移管される予定。
アリアングループは、極超音速グライダーの実証などを目的とした亜軌道ロケット「SyLEx」の初飛行試験に成功した。
非常に古い起源を持つとされる彗星3I/ATLASの観測が行われ、成分や年齢に関するデータが得られた。12月には地球に最接近する。
Voyager SpaceのCEOは、民間宇宙ステーション「Starlab」の事業化や資金調達が順調であることを強調し、NASAに対して早期の契約を求めた。