SpaceXはヴァンデンバーグ宇宙軍基地SLC-4EからNROL-179を打ち上げ、1段目ブースターB1103はLZ-4へ着陸しました。NRO向けの機密ミッションとして複数の関連投稿があり、打ち上げ準備、ライブ配信、離床直後の映像や着陸後のテレメトリ、そして回収成功が報告されています。
軌道低下が進むNASAのSwift望遠鏡を救うため、NASAとKatalyst Space Technologiesが小型衛星LINKを急造し、Pegasus XLで打ち上げる計画が進んでいます。短期間での開発、試験・統合、ロボットによる捕獲と再ブースト、将来の衛星延命技術への応用が焦点です。
SpaceXはIPO後もAIやデータセンター拡張のために大規模な社債発行を検討しており、銀行団が投資家協議を準備しています。一方で、IPO後の急騰の反動や社債発行観測を背景に株価は下落し、利益確定売りが出たと伝えられています。
SpaceXはEUの衛星周波数を域内外で分ける案を批判し、携帯端末向け直接通信サービスや周波数の実効利用を妨げると主張しました。IRIS²の遅れや欧州での提携実績を踏まえ、欧州側の通信政策とSpaceXの事業戦略が対立しています。
カナダでは宇宙企業幹部が議会で、国内企業を優先する調達改革と打ち上げ能力の国内確立を訴えました。NordSpaceの宇宙港拡張、MDA Spaceの衛星量産、ノバスコシア州の宇宙港投資など、国外依存を減らし宇宙を重要インフラとして位置付ける動きが強まっています。
ESAはガリレオのE5a Quasi Pilot信号を12機の衛星に導入し、低消費電力のIoT機器やスマートシティ向けに受信しやすい測位サービスを広げています。試験では取得時間と演算量を大幅に削減でき、今後のガリレオ第2世代でさらに拡張される見込みです。
ドイツのケルンでEUのGOVSATCOMハブ建設が始まり、欧州2拠点体制の一角として政府・軍向け衛星通信の継続性確保を進めています。将来のIRIS²の前段であり、スターリンク依存を避ける狙いもあります。
GAOは、2030年のISS軌道離脱までにNASAが商業後継機へ有人運用を円滑に移行するうえで大きな課題があると指摘しました。ISS終了後の有人活動継続に向けた制度・契約・実行面の不安が浮き彫りになっています。
NASAは商業衛星データ調達契約で8社を新規選定し、既存企業からも追加データを取得します。高解像度・高頻度の観測を災害対応、公共安全、研究者や行政向けサービスに活用する計画で、地球観測の商業利用が広がっています。
NASAはRelativity Spaceに火星周回ミッションAeolusを発注し、火星の塵、風、気温を全球規模で観測する計画です。2028年打ち上げを目指す一方、Relativityの実績不足から高リスク案件とみられています。
NASAは、低層大気と上層大気、宇宙天気の相互作用を調べるDAPHNEを開発段階へ進めました。双子衛星で熱圏の組成や風を観測し、GPSや低軌道衛星、宇宙飛行士への影響予測の向上を狙います。
NASAはアルテミスIII向けRS-25エンジン搬入や、乗員発表と地球周回試験ミッションへの再設計を進めています。一方で、Gateway向けHALO作業の停止要請や関連企業の人員削減もあり、月周回拠点計画は調整局面にあります。
JPLの試作ローバーERNESTは砂漠での長距離自律走行試験を行い、月・火星向けの悪路走破やAI制御を検証しました。また、月地下を探るSESAR-LITEも熱真空試験と初期アンテナ試験を終え、月面資源探査への応用が期待されています。
ルーシー探査機は、小惑星ドナルドヨハンソンで水の影響を示す鉱物や衝突起源の痕跡、二葉状構造や回転特性を確認しました。これらの成果は太陽系初期の衝突史や天体形成の理解を深めるものです。
清華大学主導の小型衛星STARTが、2029年のアポフィス接近時に観測を行う計画です。2028年に朱雀3号で打ち上げ、電気推進で接近準備を進め、アポフィス表面変化を高解像度で捉えることを目指します。
中国では快舟11号がCentiSpace-05衛星群を打ち上げ、Spark Spaceも電動ポンプ式エンジン試験成功を受けて資金調達を進めています。さらに長征10Bの初飛行も準備中で、民間・国営双方で小型・再使用ロケット開発が加速しています。
ESAのアリアン6は強化された4本ブースター構成でAmazon Leo衛星36基を搭載し、欧州打ち上げ機としての記録を更新しました。Arianespaceによる大型商業ペイロード投入が進み、Amazon Leoコンステレーション拡大を支えています。
ESAのSpace Rider実大落下試験は試験中の異常で中断され、再開は遅れる見通しです。あわせてESA評議会では新たな理事が承認され、財務や戦略・法務・対外関係の体制強化が進められています。
Mars Expressは、約1,000kmに広がるマメルス渓谷の詳細画像を公開し、多数のダストデビルや埋もれた氷河跡の可能性を示しました。火星の風や地形の理解を深め、将来の探査候補地としても注目されています。
ALMAや重力レンズ観測により、IceCubeが検出した高エネルギーニュートリノIC 210922Aの発生源として、塵に隠れた星形成銀河Shadow Blasterが有力視されました。銀河核が粒子加速器のように働く可能性が示され、拡散ニュートリノ背景の一部を説明できるかもしれません。
研究チームは機械学習を用いて天の川銀河中心のガンマ線余剰を再解析し、従来の点状天体説を見直しました。暗黒物質説は否定されておらず、信号源の決着はまだついていません。
JWSTはオリオンA分子雲の一部を撮影し、星形成の各段階を広い範囲で示しました。若い原始星から原始惑星系円盤までが並ぶ領域で、恒星誕生の進行を俯瞰できる画像です。
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、系外天体GJ504bの大気中で塩の雲を発見し、水や二酸化炭素、メタン、アンモニアも検出しました。冷たい系外天体の大気理解が進む一方、惑星か褐色矮星かはまだ未確定です。
キュリオシティはマウント・シャープで地層の変化を調べ、複数の岩石分析やモザイク撮影、自律観測を実施しました。データ遅延による日程変更もありましたが、火星地質の理解に向けた探査は継続しています。
ISSのExpedition 74では、無重力下での軟骨細胞培養、消化器の血流観測、血管イメージングなどが行われています。再生医療、長期滞在時の健康管理、ARやAIを活用した自律的な医療モニタリングの実証が中心です。
油井亀美也宇宙飛行士が、ISSから見た地球の姿や価値を伝える特別授業を行いました。JAXA公式動画として公開され、宇宙からの視点を教育や防災に生かす取り組みの一環です。
米宇宙軍は国家安全保障打ち上げをSpaceXとULAに配分し、NSSL Phase 2で複数任務を追加発注しました。同時に、迅速調達組織Space RCOの再編も進み、今後は宇宙軍全体へ迅速調達手法を広げる方針です。
ノースロップ・グラマンは、固体ロケットモーター増産には政府の長期調達保証が必要だと訴えました。供給網全体への投資余地はある一方、年次予算では設備投資の判断が難しいとしています。
NorthStar Earth & Spaceはカナダ空軍と宇宙監視データ提供契約を結び、軌道上交通や脅威の把握を担います。また、VantorとRheinmetallはドイツ・欧州向けの衛星と空中センサー統合の合弁を計画し、主権的な宇宙能力の強化を進めています。
投資会社EQTが衛星打ち上げ調整企業Exolaunchを買収し、宇宙分野への初投資に踏み出しました。Exolaunchは相乗り打ち上げ支援の実績が豊富で、今後の拡張や専用相乗りミッションの展開が期待されています。